15年前から消えない「悔しさ」 私の原点は、ある末期がんの患者さんとの出会いです。 「少しでも楽になりたい」と痛みに耐えながら通ってくださったあの方に、当時の私がお手伝いできたことは、限られたケアだけでした。 旅立たれた後に残ったのは、どうしようもない無力感。 「どんな状態であっても、今より少しでも『楽に、楽しく』過ごせるお手伝いがしたい」 その祈りにも似た問いを抱え、延べ数万人の方の体に触れ続けてきました。